複言語・多言語教育研究
Online ISSN : 2435-8657
Print ISSN : 2188-7403
映画を通して大学の教室で複言語性に迫る
ミハル・ボガニム『故郷よ』をめぐって
梶山 祐治大山 万容
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2025 年 12 巻 p. 37-53

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抄録
本論考は、複言語主義における感性アプローチの一環として、ミハル・ボガニム監督のウクライナを舞台にした映画『故郷よ』(2011年)を教材として用いた講義について報告し、その教育的意義を検証する。登場人物が複数の言語を話し、当時の言語変遷の状況をよく伝えるこの映画は、鑑賞者に複言語性に加え、越境、異文化性、他者性についても考察する契機を与える。感性アプローチの中でも、他者を表象するという点で優れたメディアである映画を教育に導入することで生まれる価値を明らかにする。
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© 2025 一般社団法人 日本外国語教育推進機構
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