抄録
関西のある医療系大学で実施している「複言語学習のすすめ」は、音声を中心にしたトレーニングを通して外国語を学ぶための基礎的な能力を身につけることを目的とした授業である。受講生は、インドネシア語、韓国語、ドイツ語の3言語を1セメスター15回の授業で学ぶ点、受講生のスマートフォンを活用し、音声認識や語彙学習アプリなどを使いながら学習し、学習成果をビデオにまとめて提出するという点が大きな特徴となっている。ビデオ撮影を取り入れた学習活動は、学生のモチベーションを維持し、効果的な学習につながっている。また、短期間に3言語を学ぶことは、言語学習のハードルを下げ、言語学習に対する自信にもつながっていることも明らかになった。ICTを活用したこのような学習フレームワークはオンライン授業でも活用することができた。