沿岸域学会誌
Online ISSN : 2436-9837
Print ISSN : 1349-6123
論文
北九州空港島周辺の沿岸環境データベースを用いた自然環境評価に関する一考察
原 喜則小島 治幸鄢 曙光
著者情報
ジャーナル フリー

2009 年 21 巻 4 号 p. 59-68

詳細
抄録

要旨:沿岸域の自然環境に関する多くのデータは様々な機関により蓄積されてきたが,それらの情報が十分に活用されているとは言い難い状況である.有効活用する一つの方法として地理情報システム(Geographical Information System,GIS)が考えられる.本研究は,GISにより各種自然環境に関するデータを一元管理および統合化するとともにデータベースを構築し,調査対象の沿岸域における自然環境評価を行うことを目的としている.結果は,GISを用いることにより各種データを容易に解析・表示することが可能であった.空港島などの建造により物理的環境は確実に悪化したが,化学的環境は悪化の傾向はみられず,空港島周辺で台風(気象・海象)の影響と思われる一時的な悪化がみられた.

著者関連情報
© 2009 日本沿岸域学会
前の記事 次の記事
feedback
Top