支援対話研究
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医療法人での施設横断的コミュニケーション研修
─‏コーチングを主体にして─
松尾 理
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ジャーナル オープンアクセス

2014 年 2 巻 p. 74-83

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抄録
医療人にとって、「生涯学習」、「生涯研修」が医学医療の進歩と共に必然的に求められている。そのため絶えず自己研鑽すると共に、医療施設挙げての組織的研修も必要である。医療現場ではチーム医療を効率的に運用することが重要であり、そのため専門性の高い職種が相互に理解しあい、専門職間のコミュニケーションを深め、患者に最善の治療を提供する組織にするため、組織内で他職種横断的な研修が必要である。 今回同一法人内の複数の施設の職員を対象に職種横断的研修を実施した。事前アンケートで選択肢で回答する設問の他に自由記載を求め、その共通する内容から職員個人が抱えている問題点をKJ法的に明らかにした。その結果、コミュニケーションを取り巻く意識、聴く、話す、質問する、承認することなど、コーチングの本質的な共通項目を挙げることが出来た。さらに自由記載から研修のあり方に関して新たな提案がなされ、また医療者の内包する問題も抽出できた。このような組織内での研修は、その結果が他職種横断的に拡散するので、関連施設を通じての治療方針・介護方針等の説明などに一貫性が出るなどして、地域からの評価が上がろう。 このようにコミュニケーション研修をコーチングを主体にしながら講演と演習(ロールプレイ)を組み合わせ、研修前後のアンケートを解析し意識調査を行う研修方法は、研修受講者のみならず当該医療施設にとっても有効な研修手段と考える。
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2014 一般社団法人日本支援対話学会
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