抄録
過去20年の間、あらゆる産業領域において高度な成長がなされてきた。そしてさらに今後数十年の間には、常識では考えられない進化の時代が到来しようとしているのである。その進化は従来の価値観や常識を覆し、一大変革を起こすことになるのである。しかし多くの企業は、未だ現状の枠組みの中に安住しているままである。変革期を超えた、その先の未来ビジョンが今こそ求められるときではないだろうか。
経営者は来たるべく変革に向き合い、視点を変え、未来への新たなビジョン作りに取り組む必要があるのだ。そして、この様な一大変革期を踏まえた経営者へのコーチングは、信頼できる助言と気づきを与えると共に、未来ビジョンを共に創造するための、意思決定支援の役割を担わなければならないのである。
本稿は、来たるべき未曾有な変革期に、エグゼクティブ・コーチングに求められる資質と覚悟を考える。