【目的】本研究は,糖尿病看護認定看護師が捉える糖尿病患者への自己客観視の援助を明らかにする.
【方法】糖尿病看護認定看護師(CN)10名の半構造化インタビューの逐語録を質的統合法(KJ法)で分析した.
【結果】CNは【捉えることが難しい自己客観視】と考え【患者が捉える苦労や一生懸命さの理解】をし【患者に近づきすぎないように考えながらの距離感の調整】を行い【患者が一歩引いて自分を見るために安心でき承認される状況の提供】と【今までと違う視点で見ることができるような問い直しと考える時間の見極め】を援助し【過去と現在と未来を見すえて変わっていく患者の自己決定の変化の理解】や【患者が自己決定した目標を腹をくくり受け容れる】援助に繋げていた.
【結論】CNは自己客観視は捉えることが難しいと感じつつ,患者が安心・承認される状況の提供と考える時間の見極めを行いつつ,対話による問い直しで援助し,その援助は患者の自己決定に繋がっていた.