日本地震工学会論文集
Online ISSN : 1884-6246
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論文
2008 年岩手・宮城内陸地震における斜面に関わる道路構造物の損傷モード分析とそれを踏まえた被害関数の構築
庄司 学櫻井 俊彰
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2011 年 11 巻 5 号 p. 5_94-5_106

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抄録
2008年に発生した四川大地震や岩手・宮城内陸地震においては、震源域が山間部に位置したために、斜面の損傷に関わる道路構造物の被災が特徴的であった。本研究では、土木学会・地盤工学会・日本地震工学会・日本地すべり学会合同調査団により示された平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震災害調査報告書のデータを基に、斜面の損傷に随伴した道路構造物の損傷モードを類型化し、地震動強さから被害率を予測する被害関数の構築を試みた。
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© 2011 一般社団法人 日本地震工学会
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