日本地震工学会論文集
Online ISSN : 1884-6246
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確率論的断層変位ハザード解析における副断層の変位量評価に関するパラメータの最尤推定
高尾 誠谷 智之大島 貴充安中 正栗田 哲史
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2016 年 16 巻 2 号 p. 2_96-2_101

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抄録

確率論的断層変位ハザード解析手法は、地表地震断層の変位の量がある値を超過する確率を評価する手法であり、日本においては、高尾ほか(2013)および高尾ほか(2014)によって各種評価式が提案された。これらの論文では、わが国における地震時の地表地震断層の変位量に関する調査結果、模型実験結果および数値解析結果を基に評価式が策定されているが、確率論的断層変位ハザード解析の先駆者であるYoungs et al.(2003)に倣った部分もあった。本論文では、確率論的断層変位ハザード解析手法における副断層の断層変位量を評価するための確率密度関数について、最尤推定法を適用してそのパラメータの見直しを行ったので報告する。

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© 2016 一般社団法人 日本地震工学会
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