抄録
近年、大都市の中心市街地における共助の仕組みであるエリア防災が注目され、新宿駅周辺地域においても、国の制度を活用して新宿駅周辺地域都市再生安全確保計画が進められている。その中で、西口現地本部は災害発生時の地域の中心的な活動拠点として位置づけられている。本報では、国際標準に則った西口現地本部の機能、役割及び訓練の推進を目的として、災害・危機対応に関する国際規格(ISO22320)を活用した検証を行なった。本研究により、都市再生安全確保計画に基づくエリア防災活動を推進するにあたっての、課題や今後の方向性を明確にすることが出来た。