日本地震工学会論文集
Online ISSN : 1884-6246
ISSN-L : 1884-6246
論文
大型震動台実験におけるRC造建物の振動特性に及ぼす振動台の回転入力に関する影響
東城 峻樹中村 尚弘梶原 浩一佐武 直紀
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2019 年 19 巻 5 号 p. 5_356-5_367

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抄録

構造物の耐震設計において,地震時の建物挙動を推定する際,固有周期や減衰定数は,応答に大きく影響を及ぼす重要なパラメータである.これらの振動特性を評価するのに有用な実測データの一つに,実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)の公開データがある.一方,震動台実験における特徴として,重量の大きい試験体では,震動台に回転が生じ,建物の振動特性に影響を及ぼすことが指摘されている.既往の検討でも,一部の試験体で,減衰定数が通常より大きい値となるなど,この影響が示唆されている.本報では,まず,重量の大きなRC試験体を対象に,震動台の回転入力が振動特性に及ぼす影響を確認する.更に,それらを補正した振動特性を評価する.

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© 2019 公益社団法人 日本地震工学会
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