日本地震工学会論文集
Online ISSN : 1884-6246
ISSN-L : 1884-6246
論文
液状化後の残留せん断ひずみと再圧密体積ひずみの関係
仙頭 紀明後藤 直紀
著者情報
ジャーナル 認証あり

2019 年 19 巻 5 号 p. 5_88-5_95

詳細
抄録

地震により液状化が発生すると地盤の残留変形により土構造物に被害が生じる.地盤の残留変形には側方(水平)変位と沈下があるが,両者が相互に及ぼす影響,具体的には沈下に及ぼす側方変位の影響に関する研究は少ない.本研究では,きれいな砂を対象として,中空ねじり試験装置を用いて液状化試験を実施し,試験後にせん断ひずみを調整して与えてから排水して再圧密試験を実施した.その結果,再圧密体積ひずみは残留せん断ひずみが大きくなるほど小さくなり,緩い砂では最大で約2割,密な砂では約5割減少することがわかった.

著者関連情報
© 2019 公益社団法人 日本地震工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top