株式会社大林組 原子力本部技術部
日本原子力発電株式会社 開発計画室
2020 年 20 巻 3 号 p. 3_84-3_95
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地震動や津波などの自然現象と同様に,「断層変位」についてもハザード評価を踏まえて,不確かさを適切に考慮した上で施設への影響(リスク)を評価し,必要に応じてリスク低減策が講じられるべきである.
本論文では,PWR型原子炉建屋の直下に断層変位が生じる場合を想定して,原子炉建屋基礎版の構造健全性評価並びにフラジリティ曲線の試算結果を示す.検討にあたっては,鉄筋コンクリート部材の弾塑性を考慮した非線形解析モデルを用いた.
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