損害保険料率算出機構
東京大学生産技術研究所
株式会社構造計画研究所
2022 年 22 巻 4 号 p. 4_56-4_76
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南海トラフ巨大地震などに対し被害想定が行われているが,大多数は構造種別や建築年代しか考慮してされていない.一方,地震被害は接合金物の有無や偏心率が影響されることが指摘されている.そこで本研究では,時代,地域ごとに多種多様な木造住宅があることを意識した上で,工法,階数,重量,壁量,耐震要素,接合部,偏心率,水平構面といった耐震性能の因子によって木造住宅を分類し,その分類による標準的な荷重変形関係の算定例を示すとともに荷重変形関係の評価方法の提案および基礎データの提供を行う.
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