日本地震工学会論文集
Online ISSN : 1884-6246
ISSN-L : 1884-6246
論文
地震観測とシミュレーション解析に基づく超高層RC造建物振動特性の経時的変化に関する検討
保井 美敏, 山本 健史, 小阪 宏之, 永野 正行, 橋本 憲一郎
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2024 年 24 巻 5 号 p. 5_298-5_308

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抄録

超高層RC造建物において,1999年の竣工以来20年以上にわたり地震観測が実施されている.得られた観測記録及びシミュレーション解析により対象建物の1次固有振動数と1次減衰定数について検討した.観測記録を用いた経時的変化による分析結果では,比較的大きな地震を経験した後に1次固有振動数が低下し,1次減衰定数が大きくなっていた.1次固有振動数及び1次減衰定数共に地下1階に対する屋上階の最大相対変位に関して振幅依存性が認められた.観測記録に対して,設計時の地震応答解析で用いた31質点の曲げせん断棒モデルに,薄層法による回転ばねとダッシュポットをモデル基部に設定し,シミュレーション解析を行い,比較検討した.地震動は40秒間のインターバルを設定し,連続入力している.

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© 2024 公益社団法人 日本地震工学会
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