免制振デバイスの性能評価のための加力試験において正弦波をそのまま入力すると加力開始と終了時に衝撃や加振の遅れが生じ,望ましい試験結果が得られない場合がある.このため,加速度を緩和させる入力波形(テーパー部)を付加することが多いが,テーパー部により累積変位量が増加する.試験体への影響と,試験機の累積変位量制約の面からテーパー部による累積変位増分を可能な限り小さくするべくその合理的な設定方法を提案した.本手法は等加速度で加振を行うもので変位および速度は連続する.本手法によれば従来のCOS2乗型フィルタを用いる手法と比較して,同じ最大加速度の制限下で累積変位増分を28%程度に低減できることを示した.