日本地震工学会論文集
Online ISSN : 1884-6246
ISSN-L : 1884-6246
論文
木質ラーメン構造振動台実験の応答変形の追跡と解析的検討
中川 学五十田 博岡野 瑛貴
著者情報
ジャーナル フリー

2009 年 9 巻 4 号 p. 4_39-4_56

詳細
抄録
本論文では、まず、時刻歴応答解析によって木質ラーメン構造、軸組構造、そして併用構造の実大振動台実験結果の追跡を試み、解析モデルの妥当性を確認した。次いで、確認した解析モデルを用い、ラーメン構造、併用構造に対して、現状の耐震設計法や地震時挙動の課題と考えられる事項を取り上げ、それらを検討した。つまり、ラーメン構造は、接合部の履歴吸収エネルギーの大小による応答変形の増減を定量的に明らかにし、対象としたラーメン構造で軸組構造と同程度の地震時応答変位になる設計上の限界変形点を決めた。併用構造は、ラーメンによる応答変位の増加を定量的に明らかにした。
著者関連情報
© 2009 一般社団法人 日本地震工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top