国立病院機構大阪医療センター救命救急センター
2007 年 27 巻 3 号 p. 499-502
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慢性膵炎を起因として脾梗塞, 脾膿瘍を発症した症例を経験した。症例は76歳, 男性。左季肋部痛で急性発症し, 緊急入院した。当初は保存的に治療を行ったが, 入院6日目に症状の増悪を認め緊急手術を施行した。開腹所見として脾膿瘍の破裂を認め, 膵尾部・脾合併切除を行った。術後経過良好で術後21日目に軽快退院した。
腹部救急診療の進歩
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