日本腹部救急医学会雑誌
Online ISSN : 1882-4781
Print ISSN : 1340-2242
ISSN-L : 1340-2242
特集:Abdominal Compartment Syndromeの病態と治療
Wittmann patchTMを用いたopen abdominal management
松本 松圭廣江 成欧清水 正幸山崎 元靖豊田 幸樹年折田 智彦佐藤 智洋北野 光秀
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2013 年 33 巻 5 号 p. 849-854

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抄録
要旨:背景;近年,ダメージコントロール手術の繁用に伴い,腹部コンパートメント症候群を経験することが多くなった。そのため,通常の方法では閉腹できないことがある。そのような症例に対してわれわれはWittmann patch(以下,WP)を使用している。適応;緊急開腹手術にて腹壁の緊張が著しい場合には,一時的仮閉腹を行っている。閉腹手術の際には,腹腔内圧をモニターリングし,12mmHg以上の場合には,無理な閉腹は行わず,WPを使用する。成績;8例の症例に対して使用した結果,平均6.5日(4~8日)で閉腹可能であった。根治的閉腹術は導入後平均6.5日で施行されており,達成率は100%であった。今のところ全例に腹壁瘢痕ヘルニアは認められていない。結語;長期open abdominal managementでも,WPを使用し腹腔内圧をモニターすることで安全に閉腹ができる。
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© 2013 日本腹部救急医学会
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