日本腹部救急医学会雑誌
Online ISSN : 1882-4781
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ISSN-L : 1340-2242
原著
フルニエ壊疽の重症度評価法と治療法に関する検討
野田 昌宏, 盛 真一郎, 出先 亮介, 馬場 研二, 喜多 芳昭, 柳田 茂寛, 柳 政行, 奥村 浩, 石神 純也, 夏越 祥次
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2014 年 34 巻 6 号 p. 1107-1112

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抄録
2012年1月から2013年12月までに当教室で経験したフルニエ壊疽6例を検討し,2008年から2013年までに検索しえた101例を加えた107例の検討を行った。自験例6例中Fournier’s gangrene severity index(以下,FGSI)およびUldag Fournier’s gangrene severity index(以下,UFGSI)が高値であった2例は周術期に死亡した。107例の検討では周術期死亡は10%であり,平均年齢59.3歳であった。84%に基礎疾患を有し,糖尿病が最多であった。嫌気性菌の関与が35%にみられ,混合感染も多く認められた。治療は適切なドレナージ,デブリードマンが最も重要であり,嫌気性菌をカバーした広域抗菌薬投与,全身管理,創部の適切な管理が必要である。FGSIと UFGSIは,フルニエ壊疽の重症度判定と予後予測に有用であった。
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© 2014, Japanese Society for Abdominal Emargency Medicine
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