日本腹部救急医学会雑誌
症例報告
性的行為による経肛門的直腸異物挿入で直腸穿孔をきたした2例
久恒 靖人松下 恒久野田 顕義天神 和美佐治 攻榎本 武治民上 真也福永 哲大坪 毅人
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キーワード: 直腸穿孔, 異物
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35 巻 (2015) 7 号 p. 875-878

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抄録

性的嗜好により経肛門的異物挿入で直腸穿孔となった症例を経験した。症例1,64歳男性。以前よりホースを肛門に挿入する自慰行為を行っていた。受傷当日も,ホースを使用した自慰行為を施行していたが,行為後より腹痛を認め,経過観察するも症状悪化したため近医へ救急搬送された。近医で処置困難と診断され当院へ紹介となった。精査にて直腸穿孔を認め,ホースによる直腸穿孔と診断し,緊急開腹術を施行した。症例2,75歳男性。友人に肛門へソーセージを挿入された。その後,ソーセージの排泄は認めず,腹痛増悪したため近医を受診された。イレウスと診断され,当院紹介受診。精査にてソーセージによる直腸穿孔と診断し,緊急開腹術を施行した。性的行為による経肛門的直腸異物挿入での直腸穿孔はまれであるため若干の文献的考察を加え報告する。

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© 2014, Japanese Society for Abdominal Emargency Medicine
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