日本腹部救急医学会雑誌
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症例報告
術中血管造影によって手術侵襲を軽減することができたと考えられる上腸間膜動脈血栓塞栓症の2例
水野 真広棚橋 義直升森 宏次佐藤 美信加藤 悠太郎花井 恒一杉岡 篤宇山 一朗
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2019 年 39 巻 6 号 p. 1145-1148

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抄録

上腸間膜動脈血栓塞栓症は予後不良の疾患であり,救命できた場合でも短腸症候群となり日常生活の制限をきたすことも少なくない。大量小腸切除を回避するためには術中血管造影を行い,壊死領域また再灌流後の小腸viabilityを正確に診断することが重要である。今回,術中血管造影を行い閉塞部位を確認しFogartyカテーテルで血栓除去した。上腸間膜動脈開存を確認した後,カテーテルを留置しウロキナーゼ持続動注を施行した。結果,短腸症候群を回避し社会復帰できた2例を経験したので報告する。

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© 2019, Japanese Society for Abdominal Emargency Medicine
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