日本教育メディア学会研究会論集
Online ISSN : 2435-0729
Print ISSN : 1344-8153
「情報活用能力」の習得・指導に関する子供と教師の意識差を考える②
神野藤 均山口 好和
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研究報告書・技術報告書 オープンアクセス

2024 年 57 巻 p. 20-24

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抄録
教師と子供の間で,「情報活用能力」に対する意識に距離があるとする報告が多い。本研究では,七飯町立大中山小学校を対象として,「情報活用能力」に関するアンケート調査を2023年7月,2024年1月に3年生から6年生の子供と教師に行い,情報活用能力に関する子供と教師の意識差について検討した。アンケート結果から「教師・子供増加傾向」「教師・子供減少傾向」「教師と子供が逆傾向」の3群に分けて考察した。特に情報モラルに関しては,高い上昇が見られた。教師と子供の思いに乖離が見られ,自分の能力に自信がもてず自己肯定感の低下につながってしまったケースも見られた。客観的指標を子供に分かるようにしたりする必要があった。教師陣には,情報活用能力の系統性や指導法が共通理解された。しかし,子供たちは,どんどんハードルが高くなっていくように感じたようだ。見える化によって,自分自身の資質・能力を低く感じてしまった側面がある。
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