抄録
本研究は,授業や校務において勤務用スマートフォンをセカンド端末として活用する公立小学校の教師を対象に,スマートフォン活用に関する教師の意識の特徴を検討することを目的1,授業や校務における活用に関する実態を把握することを目的2として質問紙調査を行った。その結果,目的1:①教師は勤務用スマートフォンの情報の受け取りの容易さや持ち運びの容易さを活かすことで,作業効率が向上することや業務負担が軽減することに対しての期待が大きいこと,②自身のスマートフォン,タブレット等を日常的に多く活用している教師は,スマートフォンの性能に対して高く期待していること,目的2:①場所を選ばず容易に情報の確認ややり取りができること,②校務に関する情報や写真などをチャットで共有し,共有された情報を勤務用スマートフォンで確認していること,③端末の特徴に合わせて活用するアプリケーションを使い分けていることが確認された。