日本教育メディア学会研究会論集
Online ISSN : 2435-0729
Print ISSN : 1344-8153
「スマホのペアレンタル・コントロール」の設定と「精神的自立」を合わせて見た親と子の特性
水野 一成近藤 勢津子
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研究報告書・技術報告書 オープンアクセス

2026 年 60 巻 p. 209-212

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抄録
小中学生においてスマートフォンの所有開始年齢は低年齢化しており,不適切利用や長時間利用に伴うリスクが指摘されている。これらのリスク低減の方法として,ペアレンタル・コントロールの設定が挙げられる。また,小中学生期は精神的自立が育まれる時期でもあり,スマホ利用においても自ら判断する力が求められる。本稿では,スマホのペアレンタル・コントロールの設定有無と精神的自立の高低を組み合わせ,各群の特性を明らかにすることを目的とした。 分析の結果,対象者は次の4群に分類された。1群:精神的自立が高く設定あり(33.4%),2群:精神的自立が低く設定あり(36.4%),3群:精神的自立が高く未設定(14.5%),4群:精神的自立が低く未設定(15.6%)であった。各群を比較したところ,1群と3群はいずれも精神的自立が高いものの,スマホ利用時間や情報活用実践力に差異が見られるなど,群によって特徴が異なることが明らかになった。
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