抄録
本研究は,小学校・中学校における3Dプリンタを活用した授業実践の動向を明らかにするために,Web 上で公開されている学習指導案や研究論文を収集・整理し,誰がどの教科で,どのように活用しているのか分析した。その結果,中学校での授業実践が小学校の3倍であった。使用者では,小学校・中学校ともに,児童生徒が3Dプリンタのアプリケーションを使用して作成して,教師が3Dプリンタを使用して完成させる授業が多くみられた。教科等では,小学校では総合的な学習の時間や図画工作,中学校では技術・家庭,理科での実践が多く見られた。今後は,探究的な学習以外にも,図画工作の造形活動や理科での実験・観察においても,3Dプリンタの有効活用が期待される。