産業技術総合研究所
2011 年 53 巻 3 号 p. 174-178
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本稿では,耐震安全性の確認に必要な活断層を認定するための地形・地質調査について最新知見を紹介する。新しい耐震設計審査指針では,原子力施設の耐震安全をより高めるために考慮すべき活断層の基準が変更された。それに伴い,原子力安全・保安院や原子力安全委員会において行われている原子力施設のバックチェックや,安全審査で活断層の見直しの検討事例を紹介する。また活断層の連動性や地震発生頻度など,今後の検討課題について指摘する。
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