隈病院内科
2018 年 35 巻 3 号 p. 152-155
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バセドウ病の薬物療法で最も用いられている抗甲状腺薬は,甲状腺ホルモン産生を十分抑制するが,投与患者の10%以上で副作用が出現する。そのため,投与開始時には副作用の可能性を必ず説明し,特に最初の2カ月は重症副作用を見逃さないように注意する。ここでは,本薬剤の選択と一般的な投与法,妊娠中(予定)の患者への配慮,治療法を変えるタイミング,抗甲状腺薬以外の治療に,焦点を当てていく。
日本内分泌外科学会雑誌
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