2022 年 39 巻 1 号 p. 40-43
1999年に最初のロボット支援副腎摘出術が報告された。Da Vinci Surgical Systemの登場以降,副腎腫瘍に対するロボット支援副腎摘出術についての報告が増加している。現在までに複数のメタ解析の結果が報告され,ロボット支援手術の出血量,合併症発生率,入院期間は開腹手術と比較して良好であった。また,ロボット支援手術の出血量,合併症発生率,開腹移行率,入院期間は,腹腔鏡手術と同等もしくは良好な成績が示されている。ロボット支援副腎部分切除術についても良好な手術成績とともに,術後ステロイド補充の回避についての優位性も示唆されている。