日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌
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特集1
乳腺甲状腺外科入局を決めるまで~女性外科医という選択~
佐々木 梓
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2022 年 39 巻 2 号 p. 70-75

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抄録

私は2020年度まで川崎医科大学附属病院で初期研修を行い,2021年度から同病院乳腺甲状腺外科学に入局した。乳腺甲状腺外科への入局を考えていたが,入局先を決める際,将来に目を向けるととても怖くなり,非常に悩み,同期の中で一番最後に入局を決めた。

自分の未来を想像した時,結婚や出産,育児についても浮かび,外科医のキャリアとの両立を考えるとお互いが大きな障害になり得るのではないか,専門医の取得と継続,外科医として働き続けることができるのかと不安になった。あえて理想の実現が難しいかもしれない道に進む必要があるのか,仕事は仕事として両立が楽な道を選ぶべきではないのかと考えもした。

このような不安を抱える医師は私だけではないと思う。私が乳腺甲状腺外科へ入局するまでの経緯,どのように考え最終的な選択に至ったのかを悩んでいる後輩たちの役に立てばと,また少しでも多くの女性医師の活躍に貢献できればと思う。

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