澱粉科学
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Rhizopus amagasakiens,Rhizopus miveusおよびEndomycesの生産するグルコアミラーゼによる種々澱粉粒の分解
高谷 友久D. V. GLOVER杉本 温美田中 三恵不破 英次
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1982 年 29 巻 4 号 p. 287-293

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抄録
 α-アミラーゼ含量の異なる4種のグルコアミラーゼ標品を用い,6種類の澱粉粒の分解を比較した.いずれの酵素標品も,澱粉粒の分解率の経時変化は同様の傾向を示し,分解のされやすさは,su2およびsu2o2トウモロコシ澱粉,普通型トウモロコシ澱粉,湿熱処理ジャガイモ澱粉,aeトウモロコシ澱粉,ジャガイモ澱粉の順であった.また走査電子顕微鏡観察の結果,普通型トウモロコシ澱粉粒では,いずれの酵素標品でも,分解の初期には粒の表面に小さな穴が生じ,分解率の上昇に従い,穴の数および径が増加するとともに,それらの穴が粒の中心へと進むのが観察された.
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© 日本応用糖質科学会
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