2013 年 16 巻 p. 79-94
大学行政管理学会創設15年で会員数は350名から1351名に増加,会員構成も設立時の管理職から全ての職員,教員,大学院生,大学関係団体職員にも広がってきた.中心となる研究活動は,地域・テーマ別研究会,研究集会,学会誌などを舞台に年々活発に行われている.研究活動では,職員自身の役割・あり方,マネジメント,業務課題解決が中心的なテーマとなっている.本稿では,大学行政管理学会の研究活動は「高等教育研究」であるのか,そうであるとしたら,どのような意味においてであるかを検討している.また,15年を経た大学行政管理学会にはどのような課題があり,どこへ向かうのか,目的であるプロフェッショナルなアドミニストレータ養成と「高等教育研究」がどのように位置づけられるかの観点から考察した.