2025 年 27 巻 Paper 号 p. 27-39
本研究では、聴覚障害者を対象としたアンケート調査によって、日常生活での応答で困難を感じやすい場所や場面について把握し、その結果を参考に「画面の指さしで応答する聴覚障害者のコミュニケーション支援サイト」を制作した。使用できる応答場面は主に、来宅者との応答、店舗や交通施設等の外出先での応答、体調不良時やトラブル発生時等の緊急/非常時の応答であり、画面に表示された文字やピクトグラムの選択や提示、文字の入力などによって応答する。そして、当サイトの使いやすさや分かりやすさに関する意見収集に基づいて、その改良を行った。聴覚障害者のコミュニケーション支援の向上に寄与することが期待される。