NPO法人・市民環境研究所
2018 年 27 巻 4 号 p. 141-145
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1960年代から始まったアラル海流域における大規模灌漑農業開発によってアラル海への流入水は激減した.20世紀終わりにはアラル海の湖面は10分の1となり,広大な旧湖底砂漠が出現した.かかる環境改変の調査を20年間進めてきた.沙漠から押し寄せる砂による地域社会の存続危機を防ぐ手段のひとつとして,現地に自生する灌木であるサクサウールの植林活動を始めた.その活動と成果を報告し,かかる環境問題への関わり方を考えた.
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