メディア・英語・コミュニケーション
Online ISSN : 2436-8016
Print ISSN : 2186-1420
研究論文
ハワイ・クレオールと言語意識
井上 彩
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2014 年 4 巻 1 号 p. 43-55

詳細
抄録

一般的にクレオール⾔語を話すことは学校教育では学生の学修に有害であると考えられることが多い。ハワイ・クレオールの状況もその例外ではない。主に⾔語⼲渉への懸念を理由としてクレオール⾔語や口語、また非標準的方⾔は教育の外部におかれてきた。しかし近年「⾔語意識(Language awareness)」はクレオール⾔語の話されている環境で⾔語教育、英語教育において有用で⾰新的な概念であると議論されるようになってきた。本研究ではハワイ・クレオールに関する⾔語態度や⾔語的イデオロギーに⾔語意識がいかなる役割を果たしているかという問題について考察する。

著者関連情報
© 2014 一般社団法人 日本メディア英語学会

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 - 改変禁止 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by-nd/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top