医療情報学
Online ISSN : 2188-8469
Print ISSN : 0289-8055
ISSN-L : 0289-8055
原著
医薬品に関連したリスクマネジメント戦略における処方オーダリングシステムの可能性についての分析
古川 裕之土屋 文人大西 久増江 俊子分校 久志宮本 謙一
著者情報
ジャーナル フリー

2001 年 21 巻 1 号 p. 69-76

詳細
抄録

 薬剤による治療が関連したリスクマネジメント戦略において,処方オーダリングシステムの可能性について分析を行った.処方オーダリングシステムでは,必要項目をすべて入力しないと処方が完成しないこと,また,処方せんがプリンターで印字されて読みやすいことから,エラー防止に効果が認められている.しかしながら,注射剤と内用・外用剤で,処方手順に違いがあることや薬剤基本マスターに登録する標準的薬剤名称が存在しないことなど,標準化に向けて解決すべき問題点も多い.また,処方支援ウィンドウ機能のような新しい意思決定支援機能が,リスクマネジメント用ツールとして有用であると思われる.

著者関連情報
© 2001 一般社団法人 日本医療情報学会
前の記事 次の記事
feedback
Top