2019 年 68 巻 2 号 p. 287-290
我々は,蛍光酵素免疫測定法を測定原理としたカルプロテクチン測定試薬「エリアカルプロテクチン2」を用いて,便中カルプロテクチン測定法の基礎的検討を行った。再現性(同時再現性および日差再現性)はCV 7.0%以内と良好な結果であった。希釈直線性も良好な結果であった。本試薬は,比較対照品(カルプロテクチン モチダ)に対して良好な相関性を示し(y = 1.071x + 38.3, r = 0.789, n = 86),判定一致率は87.2%と良好な結果であった。「エリアカルプロテクチン2」は,日常の臨床検査に十分適応可能な試薬性能を有していた。