日本看護管理学会誌
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原著
退院調整過程の構造に関する研究
―家族の意思決定への支援―
本道 和子須藤 直子内藤 千恵猫田 泰敏川村 佐和子
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1999 年 3 巻 2 号 p. 28-38

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抄録

在宅療養に向けての家族に意思決定過程を分析し,それに対する支援方法を明らかにすることを目的に,2名の退院調整部門の利用者に対する退院調整過程を,家族の意思決定への支援に焦点を当て,経済的に分析し,以下の結果を得た.①利用者の意思が固まっている場合に,在宅療養を実現するためには,療養生活の支援者の意思決定が必要である.この場合の支援者とは家族介護者である.②意思決定に対する支援を必要とする家族とは,利用者の介護に対して責任を持つ家族構成員であった.③家族の意思決定に対する支援は,在宅療養生活の条件アセスメントと,それに対する情報提供によって構成されていた.④家族構成全員が納得する選択を行うには,それぞれが希望した生活方法について,受け入れ,それに対して複数の可能な療養方法を提示することで,家族による療養方法の意思統一を支援することが必要だった.

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© 1999 一般社団法人 日本看護管理学会
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