日本看護学教育学会誌
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原著
保存期慢性腎臓病患者のエンパワメントをもたらす看護実践指針の明確化
西岡 久美子森田 夏実平野 道枝
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2024 年 33 巻 3-2 号 p. 99-110

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抄録

〔目的〕保存期慢性腎臓病(保存期CKD)患者のエンパワメントをもたらす看護実践の臨床指針を示す。

〔方法〕透析看護認定看護師221名にデルファイ法調査を実施した。質問紙は西岡・中野(2017)を基に81項目とし「とても大切(4点)~大切ではない(1点)」の4件法での回答と追加意見を求めた。第1次調査結果に基づき71項目へ修正し、CKD病期G1~G5の特徴と同意率を記載した第2次調査、第1次と第2次の同意率を記載した第3次調査を実施し最終的な同意率を算出した。

〔結果〕最終回答者55名(回収率24.9%)、第3次同意率90%以上62項目、70%以上90%未満5項目、70%未満4項目だった。同意率50%以下の項目はなかった。

〔考察〕全項目同意率51%以上で臨床指針になりうる。同意率90%以上の項目は保存期CKD全病期に共通する重要な指針となり、他項目は個別状況を判断し適切な内容を選べるよう臨床指針の提示が求められると示唆された。

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