2024 年 44 巻 p. 274-285
目的:早産を予防する看護介入について,スコーピングレビューを行い,看護介入の種類とその効果を明らかにする.
方法:Web版医学中央雑誌,PubMed,CINAHL Plus with Full Text,Cochrane Libraryを用いて国内外の文献を検索した.早産の予防を目的とした介入研究,もしくは研究のアウトカムに早産数や早産率が含まれている介入研究を対象とした.
結果:27件の文献を採用した.多くの看護介入は訓練されたケア提供者によって行われていた.単一での項目の介入と,複合的に項目を組み合わせた介入があった.看護介入の開始時期により介入の効果が異なっていた.看護介入の項目は「身体を整える」「心を整える」「環境を整える」に分類できた.
結論:早産を予防する看護介入において,妊娠初期から,訓練されたケア提供者が継続的に関わり,複合的な項目の介入を行うことが有効であることが示唆された.