日本看護科学会誌
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家事関連困難感尺度(Perceived Home Management Hassles Scale)作成のための段階反応モデルを用いた項目選定
佐藤 伊織, 目 麻里子, 村本 美由希, 池田 真理
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2024 年 44 巻 p. 712-722

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抄録

目的:家事関連困難感尺度を開発する第一段階として,項目を作成・選定する.

方法:育児・介護・家事に関する文献を基に17項目を作成し,協力が得られた団体でWeb調査を行った.回答分布,識別力,内容妥当性の観点で選定の議論を行った.合計点を育児・介護の有無で比較し,育児不安尺度・介護負担尺度との相関係数を算出し,育児不安尺度の「要介入群」を予測するAUCを算出した.

結果:1,443名に依頼し,433名から回答を得た(うち女性376名,育児中143名,介護中60名).選定した5項目の合計点は育児中・介護中で有意に高く(9.2 vs. 6.3, p < 0.001; 8.8 vs. 7.1, p = 0.019),育児不安・介護負担と相関があり(|r| = 0.27~0.53),要介入群を予測した(AUC = 0.823).

結論:内容的にも計量心理学的にも妥当と考えられる5項目5件法の自記式尺度を作成できた.

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