日本看護科学会誌
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原著
中堅看護師におけるキャリア・プラトーと現部署での就業継続意思との関連
大賀 知津子吾妻 知美
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2025 年 45 巻 p. 72-80

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抄録

目的:中堅看護師におけるキャリア・プラトー測定尺度の得点と現部署での就業継続意思との関連を明らかにする.

方法:中堅看護師528名を対象に就業継続意思とキャリア・プラトー測定尺度を用いて調査した.継続意思に対する尺度のカットオフ値をROC分析にて算出,プラトー群と非プラトー群に分け,継続意思を従属変数,プラトーの有無または尺度の得点と潜在的交絡因子を説明変数とした二項ロジスティック回帰分析を行った.

結果:キャリア・プラトーは現部署での就業継続意思と有意に関連していた(調整済みオッズ比2.70,95%CI 1.83~3.98,p < 0.001).また,尺度得点も有意に関連していた(調整済みオッズ比0.97,95%CI 0.95~0.98,p < 0.001).

結論:中堅看護師のキャリア・プラトー測定尺度における得点は現部署における就業継続意思と関連する有用な評価指標である可能性がある.

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