日本看護科学会誌
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看護職者の学習要求を形成した体験と意識の調査研究
編入学教育に生かす学習者特性の課題
平河 勝美
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1996 年 16 巻 3 号 p. 75-81

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抄録
本研究の目的は, 編入学教育の構想に資するための, 看護職者の学習要求を形成している体験や意識の明確化である。
調査対象は編入学資格を有し, それを志望している看護職者22名であり, 調査方法は半構成的面接法である。調査内容は編入学を志向するに至った経緯, 印象的だった看護体験や生活体験などとし, その中から, 編入学志向の根底にあると解釈される意識と自己意識との関連性を分析点とした。
対象者は3群に分類された。それらは, 日常の看護実践に関する課題意識が特徴である「外在」群, 他者との関係や相互理解に関心の強い「間主観」群, 自己陶冶や省察の要求が特徴的な「内在」群である。また, 編入学教育者が追認すべき要素として, 学習要求を形成する意識の中の“社会”と“自己”の比重とその変動, 看護実践能力の不足感が形成する能力観や自己能力評価などが確認できた。
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