におい・かおり環境学会誌
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技術論文
焼肉臭気成分の同定と市販内装材の臭気低減効果の検討
吉田 和之磯本 淳貴今井 秀秋光田 恵柏原 誠一松田 克己
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2008 年 39 巻 2 号 p. 126-134

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抄録
一般住宅の臭気対策の基礎データを取得することを目的として,調理で発生した焼肉臭の主成分の分析を行うとともに,カタログ等でにおい低減が表示されている各種市販内装材の臭気低減効果と持続性能の評価を行った研究である.
最初に,GC-におい嗅ぎとGC-MSにより,焼肉臭の主成分がアルデヒド類や硫黄系化合物であることを明らかにした.次に,20Lのステンレス製容器中で市販の珪酸カルシウム系の内装材が焼肉臭気を低減することを明らかにした.
実際の住環境に近い1m3のボックスを用いて,臭気低減効果を臭気濃度等で評価したところ,焼肉臭が珪酸カルシウムやアルミ珪酸塩系の内装材により低減されることが確認された.また,珪酸カルシウムとアルミ珪酸塩系内装材の効果持続性の相違がデシケーターを用いた促進試験で明らかにされた.
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© 2008 (社)におい・かおり環境協会
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