合板産業の現状と環境問題について

川喜多 進

doi:10.2171/jao.40.381

抄録

日本の合板産業では，かつて原木は輸入材が多くを占めていたが，現在は国産材が5割を超えている．合板需要の多くが住宅関連分野であるため，耐震性，省エネ性，耐久性など性能の向上が極めて重要となる．国内需要拡大を図るために技術開発や，VOC対策，製造工程での臭気低減等環境への配慮もすすめている．原木安定供給には，森林整備の促進が不可欠で，地球温暖化防止等へつながるものとして積極的に推進してゆく．

著者関連情報

お気に入り & アラート

閲覧履歴

前身誌

悪臭の研究

発行機関からのお知らせ

非会員の皆様へ
最新号発行後2年間は、非会員にはアブストラクトのみが公開されます。
なお、投稿論文はすべて全文公開されております。
上記、この資料についてから学会誌の年間購読のの申込が可能です。
・また、下記申込方法から機関誌PDF版1冊を1,000円(税別)で購入可能です。
・さらに、論文や１特集を最小単位としても購入が可能です。
価格は次の通りです。
一般：800円、学生：500円

申込方法

責任著者(Corresponding author)

J-STAGEへの登録はこちら（無料）