産業保健法学会誌
Online ISSN : 2758-2574
Print ISSN : 2758-2566
特集:テレワーク定着化にむけた健康管理・労務管理上の課題と法
1 医療的視点から見たテレワーク定着化のための課題
神田橋 宏治
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2022 年 1 巻 2 号 p. 3-9

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抄録

新型コロナウイルス感染症の対処策として急速にテレワークが導入された。テレワークの普及を医学的観点から見た時、最大の問題点は労働者に与える健康影響が未知であることである。最近論文が続々発表されているが①コロナ禍の影響とテレワーク固有の影響の区別の困難さ、②日本固有の影響がみられること、③ほとんどが横断的研究であることなどの問題点を抱えている。それでも少しずつ産業保健的管理方法は進歩してきている。

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© 2022 一般社団法人日本産業保健法学会
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