抄録
目的:A 病棟では高齢化、独居などの社会背景を持つ患者に対し、短い入院期間で退院後の点眼管理などの生活指導や
ロービジョン患者に対するQOL 向上のための退院支援を行っている。これらの取り組みから退院支援における病棟看
護師の役割を明らかにする
方法:実際の取り組み内容について、病棟看護師が担う役割という視点から振り返り考察する
結果:A 病棟では①退院支援が必要な患者のスクリーニング②病棟看護師・退院支援専任看護師とのカンファレンス③
ケアマネージャーとのカンファレンス④盲学校との連携⑤長野県視覚障害者福祉協会との連携を行っている
考察:病棟看護師は、入院時から社会生活に戻れるよう情報収集しアセスメントする役割、点眼管理を日常生活に組み
込むなどの自立支援や、患者の想いを傾聴し視覚障害を持ちながらどのように生活していくか、意志決定を支援する役
割、退院後の点眼管理や介護サービス調整など院内の多職種や地域との連携・調整を行う役割を担っている