抄録
本研究は,大学生が体操を心と体でどのように受け止めているかについて48名の女子学生の「自己肯定度(自己肯定度インベントリー)」と「受け止め(自由記述による)」から検討し,受講者が体操をどのように活用できるか,その可能性を探ることを目的とした。体操は「体ほぐしの運動」「ストレッチ体操」「トレーニング体操」「リズム体操」「手具(ボール)体操」「徒手体操」の6教材とした。その結果,徒手体操以外で自己肯定度は高くなり,中でも自己肯定度の高い者はそうでない者に比較して教材の特性を的確に捉えていることが示された。また,自己肯定度の高い者は「良い動きを身につけた」と自信をもち,体操を指導してみたいと希望していることが示された。