日本女子体育連盟学術研究
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実践研究
伝承遊びの学びについての一考察
─グループ学習と行事「七夕まつり」を通して─
福原 千枝
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2014 年 30 巻 p. 55-68

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抄録
本研究では,保育者養成校の学生を対象に,「幼児体育」の教材として伝承遊びを取り上げ,グループ学習を主体とする一連の実践的学習を通した学生の学びについて考察する。具体的には,学生1年生94名はグループ学習で伝承遊びを学び,教え合い,そのまとめとして,近隣の保育園の年長組22名と附属幼稚園の年長組23名の子ども達を招いて行う行事「七夕まつり」の中で,子どもと一緒に伝承遊びをする体験をした。学習する学生の様子の観察,学生への伝承遊びの学習の最初と「七夕まつり」終了後のアンケートを分析した。その結果,学生は実践の中から貴重な学びを得ていることが確認された。学生は,伝承遊びの価値と楽しさに気づき,伝承遊びを実践する意欲を持ったことが確認された。学生は学習を通して,伝承遊びの以下の価値に気づいた。
1)皆で遊べる,大勢で一緒に遊べる楽しさがある
2)スキンシップがあり,一体感,楽しさがある
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© 2014 社団法人 日本女子体育連盟
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