抄録
城里テストセンター(STC)では,自動車メーカー(OEM)による自動運転や電動車両によるテストコース利用が急増しており,それにあわせた設備投資を行うとともに,OEM以外の走行試験経験が十分とは言えない利用者からの要望にも応えていかなければならない.そのため,これまで以上に安全管理およびメンテナンス品質の向上が求められている.OEMでも同様な課題を持っているため2018年に「国内OEMテストコース管理部署交流会」を発足させ,テストコース管理部署間での情報共有を進めている.これまでの活動実績について紹介する.