主催: 日本文化人類学会
著者所属:愛知県立大学大学院国際文化研究科博士後期課程
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チンギス・ハーン即位800周年を機に、中国内モンゴル自治区に居住しているマイノリティのモンゴル人たちは、国との緊張関係をもちながら、チンギス・ハーンの祭祀を企図してきた。その中でオルドス地方に、チンギス・ハーンの白いスゥルデ祭祀が盛大に「復活」され、すでに復活されていた祭祀と「二重」に行われるようになった。これまでの研究では「ニュー・エスニシティ」現象に、「伝統」の当事者としての「正統性」という問題は出ていなかったが、本研究では、その点が重要な論点の一つとなる。
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